伝統の味を未来へ~更科食堂のこだわり
北海道三笠市で100年以上続く更科食堂。
手打ちそばの伝統を守りつつ、時代に合わせた新しい挑戦を続けています。
【北海道の職人技が織りなす100年の日本蕎麦
—伝統を味わい、未来へつなぐ一杯】
北海道三笠市幾春別町エリアで最古であり唯一の蕎麦食堂。
大正9年(1920)空知は岩見沢市美流渡での創業、大正14年(1925)から現在の幾春別の地で100年の『更科食堂』。
幾春別市街地:二大炭鉱で栄えた炭鉱まち(炭鉄港)
かつて「幾春別炭鉱」明治18(1885)年~と東洋一の立坑と呼ばれていた「旧住友奔別炭鉱」昭和35(1960)年操業~という二大炭鉱を背景に栄えた幾春別市街地は、幾春別神社通りを中心に百貨店や飲食店などが軒を並べ、戦後は劇場が2つ建てられたほど、三笠で一番の繁華街であった。昭和35(1960)年には、幾春別と奔別地区だけで約15000人もの人々が暮らしていた。北海盆踊りの礎となっているのがこの幾春別の盆踊りである。
幾春別エリアでは「更科食堂」を含め幾春別神社など大正時代からの建物として当時の面影を偲ぶことができる。
「三笠開拓記念広場」にはジオサイトナビが建てられており、昭和20(1945)年頃の幾春別市街地の地図を見ることができる。
現在は、炭鉱や周辺には桂沢ダム、桂沢国設スキー場やキャンプ場、ワカサギ釣り、三笠市立博物館などがあり、三笠ジオパークツアーや札幌-富良野間の主要道路の中間地点の人気観光スポットとしても注目されている。
『更科食堂』
【営業時間】11時~15時(※ラストオーダーは14:30なので最終入店に注意)
【定休日】火曜
【更科蕎麦の特徴】
「真っ白く上品でほのかに甘く、のど越し良く滑らかな舌触りの細い麺と、甘く濃い蕎麦つゆ(※冷たい蕎麦のつゆです)」
ぜひその価値を現地で体験してください。
※4カ国語対応の券売機が新たに設置